ちゃんこの豆知識|福岡,天神,中洲のグルメ。ちゃんこ鍋 上潮

ちゃんこの豆知識

ちゃんこの豆知識

そもそも「ちゃんこ」とは?

「ちゃんこ」と言うと「ちゃんこ鍋」を想像される人も多いかもしれませんが、正式には力士やプロレスラーの食事そのものを指します。

ですから相撲部屋で「サバの味噌煮」や「すき焼き」を作っても、私たちは「ちゃんこ」と言うんですね。当店の「だし巻き卵」や「自家製明太子」「鰹のタタキ」も正式にはちゃんこと言います。
しかし、相撲部屋を離れると一般的には「ちゃんこ=ちゃんこ鍋」という風に認識されています。

ちゃんこ鍋の歴史

相撲部屋で鍋を食べるようになったのは明治時代。
十九代横綱 常磐山の出羽海部屋が相撲部屋のちゃんことして鍋をメインの食事にしたことが始まりです。

力士はとにかくよく食べますし、食べることも仕事です。
入門者が殺到した当時の出羽海部屋では普通の配膳では食費が非常に高く、また大量に作る調理の手間も、その後の片付けにも多くの時間がかかっていました。
ところが鍋なら、大人数の力士が食べても費用面も経済的で、調理する手間も簡単です。さらに、栄養バランスも良い理想の食事であり、それから各部屋にちゃんこ鍋が広まり始めました。
今では、相撲界ならず、プロレス団体でもレスラーがちゃんこ鍋を囲んでいます。

ちゃんこの語源

相撲部屋での親方と弟子の関係からきていると言われています。
親方を「父親=ちゃん」とし、弟子を「子=こ」として、師匠である親方と弟子が一緒に食べるので「ちゃんこ」と名付けられたと言われています。

ちゃんこ番

ちゃんこ番というのは、ちゃんこ当番、つまり相撲部屋でちゃんこを作る力士のことです。
強い部屋というのは、兄弟子や部屋の力士たちにおいしいちゃんこを振る舞う腕の良いちゃんこ番がいることが多いです。おいしくないなら食が進まないので大きくなれませんからね(笑)

ちゃんこ鍋屋の多い地域

ちゃんこ鍋屋・ちゃんこ料理店は、力士が引退後に経営することが多いので、相撲文化と非常に関係が深いです。
ですから、「場所」が開催される地域に多いです。東京ですと、「両国国技館の近く」にちゃんこ屋さんが多いですし、地方の場合は地方場所が開催される「名古屋」「大阪」「福岡」にちゃんこ料理店は多いです。
創業四十年のちゃんこ料理店は全国にほぼ無く、福岡でも私どもの上潮が最も古い歴史があります。

ちゃんこの味がしみてない

これは、相撲界のしきたりにまだ馴染んでいない力士などを指して言う言葉です。
もともとは初代若乃花の二子山親方の口癖や相撲解説者の玉ノ海の口癖だったとも言われます。

上潮について

大将と店主

お店では「大将」と呼ばれているのが私、古市稔伸(ふるいち としのぶ)です。
上潮(あげしお)という名前は私の力士時代のしこ名です。
15才で高砂部屋に入門し、14年間力士をしておりました。十両にまでなりましたが、29才の時に引退し同年、福岡で「ちゃんこ上潮」をオープンしました。以来四十年間「アジのすり身ちゃんこ鍋」一筋でやってきました。

私ももうすぐ70才です。現在、店長であり2代目となる古市武士(ふるいちたけし)が料理を作っていますが、私も体が動く間はお店に立っていようと思っています。力士時代の裏話などご興味があれば話しかけてみてください。


随時追加予定

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